大学入試改革ガイド‐センター試験廃止と新テスト‐

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早慶上智ICU【早稲田大学】2021年度入試変更点

      2019/06/10

みなさんこんにちは。

入試改革について皆さんもある程度その全体が見えてきたのではないでしょうか。大学入試改革について、受験生とその親御様としてはとりあえず

 

高校3年生の4月から指定された期日までに、自分の受験したい大学が課している資格・検定のスコアを2回の受験で取得する必要がある

 

ということを認識していればOKです。

 

そして最終的に考えなければならないのは「大学が課している資格・検定のスコア」が一体どういうものであるのかということで、今回から複数回にわたり、各大学が2021年度入試(=2021年1~3月実施)に行う入試の変更点について確認していきます。

※2019年6月の情報を参考にしています。詳細は各大学の入試センターを確認してください。

※掲載されている情報は私大文系3科目受験において大学入試改革にかかわる変更に限ります。

 

さて今回はDIET STUDYからも多数の合格者を出している早稲田大学についてみていきます。

 

【早稲田大学の入試変更点概要】

全学部を対象として『Web 出願時に、「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入必須化』という部分が最も大きな変更ですが、合否にかかわらないため出願時の手間が一つ増えるだけです。入試改革に対して早稲田は消極的な姿勢を取っていると言えるでしょう。

 

導入を大きく受け入れるのは国際教養学部・政治経済学部の二つです。

 

国際教養学部は共通テストの受験必須化と入試の加算項目として英語外部試験を利用することが出来るようになります。しかし、もともと帰国子女が多くを占める国際教養学部の事ですから、今回の変更によって受験生に大きな影響が出ることは考え難いでしょう。

 

政治経済学部においても共通テスト、英語外部試験、学部独自の入試の合計点で合否が決定されるようになりますが、2021年度においては共通テストの国語の記述問題を採点の対象にしないほか、英語外部試験は「過去二年間の成績を利用できる」としており、国の方針と若干異なる入試方式としています。そもそも4教科受験必須であり、東大のすべり止めとして受験者が集まる以上、合格者は教育意識の高い家庭の子供たちでしょうから、こちらも今回の入試改革で混乱するような受験生はそもそも少ないでしょう。

 

この他の学部では、商学部が英語外部検定試験を用いた入試制度を新設するものの、一般入試の募集535名に対して30名程度となっておりほとんどの受験生には関係がありません。

さらにスポーツ科学部では英語と国語の共通テストが受験必須となりますが、英語の文法問題がプレテストから削除されていることを考えると入学のための学習のハードルはむしろ下がるとおもわれます。

 

そして、その他の文系学部においては大学入試改革に絡んだ選抜方式の変更はアナウンスすらされていません。

 

よってDIET STUDYとしても引き続き十分対応できる大学であることは変わりませんし、まだまだ一発逆転が狙える大学と言っていいでしょう。早稲田志望の方は引き続き粛々と学習をしていきましょう。

 

以下に早稲田大学入学センターからの情報をまとめておきます。2021年度の受験を予定されている方は確認してみて下さい。

 

《大学入試改革における早稲田大学の変更点の抜粋》出典:早稲田大学入学センター

※一般入試で英国社(私大文系3科目受験)のみを受験科目とした場合に関わる部分のみを抜粋・編集してます。

※2019年6月時点での情報を掲載しています。正式な詳細は出典を確認してください。

 

<全学部>

・Web 出願時に、「主体性」「多様性」「協働性」に関する経験を記入必須化。

・学校が作成する調査書ではなく、受験生本人が自分自身の経験を振り返りフォームに記入。

・記入は出願要件だが合否判定に用いられない。

※記入した内容は、学⽣調査データの⼀部として、⼊学後の学部での教育参考資料として活用される。

・詳細については2019 年度に公表。

 

<国際教養学部>

・大学入学共通テスト、英語外部検定試験、学部独自試験(科目:英語)の合計点により選抜する⽅式に変更。

・一般入試改革の内容

(1) 試験内容

1) 大学入学共通テスト

① 国語(必修)

② 選択科目(1 科目)

2) 英語外部検定試験

・スコア提出者に加点

3) 学部独自試験(科目:英語)

諸々の詳細は2019 年度に公表する予定。”

 

<商学部>

・英語外部検定試験を利用する方式(英語4技能テスト利用型)を新設。

(1)「英語4技能テスト利用型」の新設

1)出願要件

英検準1級以上またはTOEFL-iBT 72点以上の基準を満たす者

2)試験内容

英語4技能テストの試験結果を一定の換算を行った上、「外国語」、「国語」、「地歴・公民または数学」の合計点に加点

加点方法等の詳細については、決定次第公表予定

3)募集人数

30名

※商学部の一般入試総募集人数は535名

 

<スポーツ科学部>

・従来の「一般入試」および「センター試験 利用入試」を再編成し、大学入学共通テストを利用する「一般選抜 A 〜 C 群(仮称)」とする。

※DIET STUDYの塾生が対象となるA群についてのみ抜粋。

・A群(定員 150 名)

(1)試験内容

1)大学入学共通テスト 2教科 2 科目

①外国語「英語(リスニングを含む)」

②国語「国語」または数学「数学Ⅰ・数学A」

2)学部独自試験(小論文)”

 

<政治経済学部>

・大学入学共通テスト、英語外部検定試験、学部独自試験の合計点による選抜式に変更。

・一般入試改革の内容

(1) 試験内容(政治学科・経済学科・国際政治経済学科共通、合計200 点満点)

1) 大学入学共通テスト(100 点)

以下4 科目を25 点ずつに換算する。

① 外国語 ② 国語 ③ 数学Ⅰ・数学A ④ 選択科目

2)大学入学共通テストの「国語」について

2021 年度⼊学試験においては、別途段階別評価される記述式問題については採点の対象としない

3)英語外部検定試験および学部独自試験

・⼤学⼊試英語成績提供システムに参加する全ての英語外部検定試験のスコアを利⽤できることとします。なお、当学一般入試の出願開始月から遡って2 年以内に受験した当該検定試験であれば、同システム経由でなくとも、各試験実施機関から受験生を介さず直接当学に提供される成績データに限り利⽤できることとする予定ですが、詳細については決定次第、改めてお知らせします。

・学部独自試験は1 科目のみを90 分間で実施します。なお、⽇英両⾔語による⻑⽂を読み解いたうえで解答する形式とし、記述解答を含むこととします。

 

 

 

 

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